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黒部ダムの巨大さとホテル立山の知恵 [生活]

9月下旬の連休に、どこへ行こうか、と考えていた。
ふと、黒部ダムって、結局、見ていないな、と、気がついた。
立山には登ったし、宇奈月温泉にも行ったし、あのトロッコにも、乗った。
弥陀ヶ原で、散策したことも、あるのに。

そこで、信濃大町から、黒部湖に行って、黒部ダムを見て、
室堂のホテル立山に、一泊して、帰ってこようと、思い立った。

調べてみて、びっくりしたのは、中央線に、特急電車が少ないことと、
信濃大町から、室堂まで、いろんな乗り物に乗り換えなければ
いけないってこと。
 
後者の方は、次のように、複雑だ。
信濃大町 →バス→ 扇沢 →トロリーバス→ 黒部湖 →ケーブルカー
→ 黒部平 →ロープウェイ→ 大観峰 →トロリーバス→ 室堂
複雑だけど、変化があって、単調な旅よりは、良かった。

ただ、この立山黒部アルペンルートは、大変、人気があって、
私が、行ったときも、ものすごい盛況で、富山の山奥とは、思えなかった。
さらに、韓国人のツアーグループとかが、多くて、それにも、びっくりした。
韓国からだと、アクセスしやすいのだろうか?

168mという高さの、黒部ダムを、横から、覗き込んだ。
写真や、TVとかでは、絶対に分からない、このダムの大きさ。
ちょうど、秋吉台の鍾乳洞の大きさのような。
ローマのコロッセアムの大きさのような・・・・・・

ダムの途中から、放水があり、それが、霧雨のように、周囲に飛び散っていく。
よくこんなものを、作ったな。7年の歳月と、1000万人の人手をかけて。
原発に大きく依存している、現代日本の発電にとって、黒部ダムの33.5万kW 
の発電量は、どれだけの意味があるのか。
むしろ、観光資源としての、魅力が、極めて、大きいなあ、と、思った。

黒部湖では、ガルベとかいう、遊覧船に、乗った。
乗る人は多くて、船内は、賑やかだったけど、航路は単純で、黒部湖を
奥まで行って、帰ってくるというもの。
両岸には、動物も鳥も見えず、魚がいるかどうかも、分からなかった。
でも、ほとんど、俗化されていない、大自然の中は、意外と、居心地が良かった。
まあ、山奥に、巨大なダムを建造して、俗化されていないなんて、
言えないかもしれないけどね。

室堂の駅前にある、ホテル立山は、標高約2500mにある、ホテルだ。
すごい、登山なんか、ど素人の私が、なんとか、この高地のホテルに、
たどりつけた。

荷物を置いてから、ホテルの外へ出てみると、
山が、綺麗で、もう、言葉で、表現できないほどだ。
なんというか、山が、濃淡の緑と、濃淡の灰色で、デザインされた、
美しい模様のように、見えた。
以前、白樺高原美術館でみた、牧潤一の、山の絵に、似ていた。

山の上のホテルだから、水が、心配だった。
水の出は悪く、使用制限なんかもあるんじゃないかと。
ところが、水は豊富で、お湯なんかもしっかり出るので、ビックリ。
しかも、その水は、美味しくて、美味しくて、嬉しかった。

黒部ダムを作るために、トンネルを掘ったが、破砕帯とやらが、
トンネル堀りを、邪魔して、大変だったらしい。
この破砕帯は、水がリッチで、水が出て困るという代物。

結局、水を逃がすことで、工事は、進んだらしい。
で、この逃がした水を貯めて、ホテル立山は、成り立っているということで、
大自然を、逆手に取った、人間の知恵に、感心した。

翌朝、ホテル近くの、地獄谷まで、散策したが、硫黄のにおいが、
強くて、ガスの毒でやられないか、マジ、心配だった。
とちゅう、雷鳥に出会い、嬉しかった。
氷河期から生きている、この不思議な鳥に、感動したなあ。

また、いつか、訪れたい、山の美しさと、壮大なダムと、
美味しい水と、雷鳥だった。


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