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「薔薇のない花屋」第10話 胡散臭い宗教的ドラマになってしまったのか? [TV]

この回は、初っ端から、赤いダッフルコートを着た、超カワイイ雫
(八木優希ちゃん)の姿を見て、いいなあ、と、思ったのも、つかの間、
ストーリーは、ますます、変な方向に、進み始めていた。

まず、舜(玉山鉄二さん)を、極悪非道の、どうしようもない男に
描くことによって、復讐を企んできた、悪者役の病院長(三浦友和さん)が、
どういうわけか、いつの間にか、善人面するように、なってきたんだ!?

同じように、看護師の美桜(竹内結子さん)も、英治を騙して、
金を巻き上げた過去は、棚に上げて、公然と、英治(香取慎吾さん)を
好きだというそぶりを示したり、命短い、難病の父親(尾藤イサオさん)を、
一所懸命、心配する、心優しい娘に、変貌していたりしている。
この女も、善人ぶっているのか????

工藤直哉(松田翔太さん)も、調子のいい大学生で、英治のお金を、
美桜から、窃盗した過去は、もう、問わないで、ひたすら、
金貸しの連中に、痛めつけられる、惨めな姿に、大変身だった。
何が、一人っ子だから、甘えたかった、なんて、言っているんだろうか??
視聴者から、同情を買おうというのだろうか???

こういう展開になってくると、病院長も、美桜も、直哉も、結局、
なんでも許してしまう、英治に、心酔するということに、なってくるんじゃないか?
なんでも、許してしまうとは、自分の定見がないことだ。
まさか、汝の敵を愛せよ、なんて、いう、メッセージじゃないよね?

そして、菱田(池内淳子さん)や、喫茶店のオーナー(寺島進さん)や、
小野先生(釈由美子さん)は、もともと、英治の味方だし・・・・

これに、舜も、英治を見直して、尊敬したりすれば、英治の周囲の人間たちは、
皆、英治を、崇め奉る、ということに、なってしまうんだ。

そうなってくると、英治という、私からみたら、瑠璃(本仮屋ユイカさん)を
騙して、横恋慕しようとした、人生に後ろ向きの、ダメ男を、
まるで、マザー・テレサみたいな聖人や、ガンジーみたいな非抵抗主義の
偉人みたいに、描くことになり、それで、一体、何が、言いたいのだろうか??

英治は、ただ、相手の言いなりに、なっているだけだ。愛なんかじゃない!
ただ、相手との対決を、避けているだけだ。時々、人を騙したりしているし。
そして、都合悪くなると、すぐ、謝る英治。これも、定見が無い証拠だ。

対決を避けることによって、なんでも、受け入れることによって、
自分に心服する人間が、増えていく、
というのは、幻想に過ぎない。対決を避けていては、心は通じない。
世の中、そんなに、甘くないし。

英治は、お釈迦様みたいに、偉い人物なのであろうか???
もし、そうかもしれない、なんて、思う人がいたら、
それは、とんでもない勘違いだ。
このドラマに、なにか、英治を、宗教的な存在に、したいような意図を、
感じるのは、私だけだろうか???

まあ、別に、私は、宗教を、否定するものではない。
このドラマを見た人が、たとえば、仮に、仏教や、キリスト教の考えに、
結びついて、宗教を信じていくのは、個人の自由だ。

しかし、現実から逃避して、対決を避けて、ありもしない、
現世の宗教的な存在に、変な憧れを、抱くようになっては、
怪しい新興宗教の餌食となるだけだ。最近、そういう事件も多い。

今回、改めて、不思議に思ったことは、どうしようもないクソ男の舜に、
瑠璃が、なぜ、あんなに、惚れたのか、と、いうことだ。
確かに、瑠璃は、若かった。だから、若気の至りだった、という説明が、
できないことはない。
うっかり、妊娠したんなら、それはしょうがないし。

しかし、残されたDVDの、瑠璃の映像を見ていると、ちょっとした、
気の迷いで、舜を、好きになったんじゃなさそうだ。

まさか、瑠璃は、「罪と罰」のソーニャみたいに、神様みたいな存在になり、
愚かな、クソ男の舜を、教え導こうとしていた、と、いうのじゃないよね?!
もし、そうだとすると、ここでも、宗教的な匂いが、プンプンするのだ。

英治は、瑠璃のそういうところに、強い影響を受けて、
ますます、あなたまかせの、宗教的な考えを、強めていったのだろうか??
英治も、舜を、教え導こうと、大それたことを、考えているのだろうか???

いずれにしても、来週は、最終話だ。
結末は、どうなるのか、私には、分からないけど、
英治が、神になって、昇天する、なんてことのないように、祈っているよ。






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