So-net無料ブログ作成

「風林火山」第15回 迷う晴信と悪鬼のような勘助の策略の冴え [TV]

4月15日に放送された第15回は、武田の諏訪攻め一色の巻だった。
諏訪の盟約違反を懲らしめる戦いではあったが、諏訪を滅亡させる話ではない。
戦って勝つよりも難しい、和議を得るのが、目的だ。

諏訪に嫁いだ、武田晴信(市川亀治郎さん)の妹・禰々(桜井幸子さん)を
死なせないで、諏訪に進出したいという、武田に都合のいい話だ。
わーっ、そりゃあ、難しいそうだわ!
だって、いろんな武将たちの思惑が、絡んでいて、簡単に解けそうにないから。

武田が諏訪攻めを画策している頃、諏訪では、禰々が、待望の男の子を産んだのだ。
嫡男・寅王丸だ。皆で、大喜びをしている時に、諏訪頼重(小日向文世さん)は、
武田の進軍を知る。晴信を侮っていた頼重には、晴天の霹靂だったにちがいない。
そして、このことを知った禰々の心中は、察するに余りある。

山本勘助(内野聖陽さん)は、和議に持ち込み、諏訪頼重には
死んでもらい、嫡男・寅王丸を跡継ぎにすれば、諏訪内部も治まるし、
禰々も安泰、武田もやりやすい、と進言する。

こういう展開になってくると、勘助の悪知恵が、遺憾なく発揮され、
軍師として活躍していることが、明白だ。
しかし、勘助って、こんなに冴えた人物だったっけ??? 

晴信が、三条夫人(池脇千鶴さん)に批判されたこともあり、
諏訪攻めに、悩んでいるのとは対照的に、勘助は、冷酷な政策を提案していく。
それは、大井夫人(風吹ジュンさん)が言ったように、
太陽の様な晴信の、影の部分を、勘助が一手に引き受けているようだ。

三条夫人は、晴信が諏訪攻めを決めたので、不機嫌だった。
でも、不機嫌な顔の池脇さんも、なかなか魅力的だ(おいおい)。
大井夫人は、それは、乱世の定めと諭すが、三条夫人は、憂いを帯びた顔のままだった。

大井夫人の論理は、経営者が、多少、違法なことをしても、会社のためになるなら、
多くの社員は、それを許して、経営者についていく、という論理と同じなので、
現代資本主義社会でも、行われている、危ない論理だね。

それにしても、由布姫を演じた、柴本幸さんの演技は、不満だね。
まず、諏訪領主の娘という、品位というか、気高さに欠ける雰囲気だよ。
いくら武田が憎いからといって、自分の父・頼重の妻・禰々に、
怒鳴り散らす、浅薄なヒステリー女のような、単純な演技では、ちょっと、情けないぜ。

諏訪頼重は、本当に、人望がない武将だったんだね。
高遠には攻められるし、西方衆には、反旗を上げられるし、
最後には、城に、20人も残らなかったなんて、非常に、哀れだね。

そんな頼重が、禰々に、妻としたことを悔やんでいない、と言う場面があったが、
この時の小日向さんの演技は、いままでで、一番、良かった。
桜井さんの表情もよく、胸にジーンと来て、ちょっと、涙ぐんでしまったぜ。

結局、勘助の筋書き通りになり、板垣信方(千葉真一さん)と勘助が、
諏訪の桑原城に乗り込んできて、和議を提案する。
頼重は、武田の陰謀にやられたと思うが、時、既に、遅かった。

武田には、教来石景政(高橋和也さん)という間者がいて、
この諏訪攻めに、大活躍したが、諏訪や高遠は、間者を持っていなかったのか?
間者がいれば、高遠も、上原城を武田が落としたのか否か、分かったのに、と思う。

いずれにしても、諏訪は、武田にやられてしまう。
そして、いよいよ、由布姫が、勘助の仲介により、武田へ来てしまうのだ!!!
そして、三条夫人やそのほかの人々と、いろいろあるのだろう。

ところで、由布姫は早死で、死んでから、勘助が武田家に入ったという話がある。
それが、本当だとすると、由布姫と勘助の接点はないわけだけど、
まあ、話がつまらなくなるから、眼をつぶるとしよう。


nice!(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。